酔漢日記

急ぎ足で上京し、親族大宴会に参加して日本酒を浴びてわあわあ騒ぎ、人生でワースト3に入るであろう二日酔いになりました。何やってんだいい大人が。床で苦しみながら「日記タイトルを『酔眼朦朧』にすべきだったか」と無意味なことを考えたりしてました。
最近焼酎ばかり飲んでいてすっかり忘れていましたが、疲れた身体に日本酒というのは二日酔いまっしぐらで大変危険です。肝臓の処理能力を越える量と勢いだったなあ…でも楽しかったなあ…。従妹が会社で栽培しているという様々な茸をもりもり食べました。とても食用とは思えぬ形だったけど、あれは新種なのか。写真を撮ればよかった。


南極から戻ったばかりの従兄が九州の大学に赴任するというので、本を無期限貸与してもらいました。普段自分は手を出さないようなジャンルが並んでいる従兄の書棚は宝の山だ。別の従兄も「これを」「これも」と貸してくれて、嬉しいけど読む時間をどこから。(携帯撮影)


上京ついでに「ウィン・シャ エキシビションhttp://www.wingshya.jp/
に立ち寄りました。六本木ヒルズ広しと言えども一升瓶を背負ってうろうろしていた奴は私の他にはおるまいよ。

これぞ香港!というような色合いや雰囲気に惚れ惚れし、張国栄のポートレートに不意打ちされて泣きそうになり、少林寺の写真では「これはあかんやろこれは」と心中ひそかにうろたえました。少年たちがその、何と言うかあのですね、『ブエノスアイレス』を彷彿とさせるような、撮られた人たちはまさかこのような写真ばかり取り上げられるとは思っていなかったんじゃないかなあ。女の子同士の絡みは素敵だなあと眺めるくせに、坊主の少年達に何やら退廃的な空気を醸し出されると萌えるよりうろたえるあたり、どうもリアルに慣れてなくていかんです。『ブロークバック・マウンテン』どうしようどうしよう。