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まだかまだかと待っていたら、ポストに放り込まれていました。早く気付けば良かった。
なぜ今になって杉浦日向子特集なのかなと思うけれど、素直に嬉しい。この勢いで日向子さんの漫画の大判全集を再版してほしいな。あれを文庫本で読むって、『蒼天航路』文庫読了と同じくらい勿体無いと思う。蒼天は単行本で、できればクロニクルを入手する事をお奨めします。
ところでこの本は、作品分析というより故人追悼の色が濃いです。仕方ないとは思うものの、個々の作品についてもう少し掘り下げてもらいたかった。
上海で友人と共に内山書店跡探索のために自転車でうろうろしていたのを思い出しました。今は銀行になっていたんだったか。肩を落としながら近くの魯迅公園に行って、記念館でデスマスクを見たりしたなあ。これから読みます。楽しみ楽しみ。
- 作者: 太田尚樹
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2008/09/01
- メディア: 新書
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