いつか薄れて完全に消えるだろうと思うけれど、やっぱりまだ覚えている。あと10年したら記憶が風化するのかな、それともしないんだろうか。あの時大した被害に遭ってない自分でも、揺れを感じたら最悪の想像をして身体がすくむ。身に刻まれたものがあるのかなとも思う。

書棚は固定して、寝る時に「この位置なら(頭部には)本は飛んでこない」というのを意識しているのが自分に残された影響かな。勿論本は減らしません。寝床近くにスリッパと懐中電灯常備とか、飲料水確保とか、やらねばやらねばと思いつつもついつい疎かに。