『天涯・明月・刀』

一気に読むにはあまりに燃焼力が高く、切れ切れに進んでいます。今は第10章「一刀賭命」。小説中で葉開と小李飛刀の名が出るだけで「うわあうわあ」と動揺しています。『多情剣客無情剣』のあの大侠客が今や伝説になっているんですね。「小李飛刀威懾天下、飛刀一出、例不虚発」、そうか「小李飛刀に仕損じなし」と訳されていたあの一文は「例不虚発」だったんですね。これ訳すのは難しかっただろうなあ。「例不虚発」、かあっこええ…!