「今は重厚で壮大な物語は避けたいなあ」と思っていたのですが、あまり重厚でも壮大でもなく(失礼な言い草)、一気に読了しました。うん読みやすくて面白かった!でもこれが昨年の「このミス」1位か…。ちょっと予想と違った。エルロイみたいな小説をイメージしていたのです。

警官の血 上巻

警官の血 上巻

警官の血 下巻

警官の血 下巻

『警官の血』が非常に読みやすく感じたのは、長田弘さんの本で行きつ戻りつしているからかもしれない。文章の意味を考えて何度も読み返したり、そもそもの言葉の意味が分からず辞書を引いたりしていて、遅々として進みません。長田さんと歩を重ねて、大戦の跡や人々の負った傷痕をゆっくり辿っていくように読んでいこうと思います。

読むことは旅をすること―私の20世紀読書紀行

読むことは旅をすること―私の20世紀読書紀行

コニー・ウィリスはハズレがないから良いなあ。とはいえ書棚に余裕がないので購入は文庫化待ちです。

ごめん、キング…あんまり面白くなかった…。

セル(上) (新潮文庫)

セル(上) (新潮文庫)

セル 下巻 (新潮文庫 キ 3-57)

セル 下巻 (新潮文庫 キ 3-57)

この本を読んで、マキノ映画が見られないというのは生殺しだ!どこかで特集上映してくれませんか!今なら東京でも北海道でもどこでも飛んで見に行くよ。

マキノ雅弘―映画という祭り (新潮選書)

マキノ雅弘―映画という祭り (新潮選書)

マキノ雅弘おおいに語る。この2冊でファンになりました。でも『鴛鴦歌合戦』(傑作!)しか見たことがないんだ。次郎長が見たい見たい!
映画渡世・天の巻―マキノ雅弘自伝
映画渡世・地の巻―マキノ雅弘自伝