重い本です。内容も。一日数葉しか見られません。希望と絶望の両方を感じます。

世界を変えた100日

世界を変えた100日

あまり読みたくなかったけれど。

生活保護VSワーキングプア (PHP新書)

生活保護VSワーキングプア (PHP新書)

受給者バッシングと役所バッシングの間にある現状を何とか伝えたいという真摯な思いが伝わります。受給者へのインタビューを読んでいると、胸が痛い。ケースワーカー達の苦悩も理解できる。もう本当に色々な人がいるからね…。この本が出版された1月から現在に至る雇用情勢の悪化を考えると、生活保護申請が激増するのは間違いないだろうなと思う。

そもそも派遣というのは雇用の調整弁なのだから、企業側からするとこのひどい時期に契約終了を通告するのは当然なんだよな。予想どおりだけど、暗い予想は当たらない方が良かった。仕事を失う万の単位の人たちが、新たに就職できる可能性が恐ろしく低いことを考えると、悲観的になります。せめて皆に帰る場所(実家でも何でも)がありますように。私は思うのですが、あれを削ってそのお金で…。というのは労働組合的にはタブーなんだろうなあ。ローンや家族のある人はカットに耐えられないだろうし。

一週間ぶりなのに、晴天だったのに、何だ暗いな!いかんいかん、ちょっと頭を切り替えよう。こういう時にはファインマンさんの事を考えるんだ。一眠りしたら回復すると思います。ではまた明日。