大陸に行ってきました

9月の大連休を利用して、2年ぶりに中国へ渡りました。最初は「今度こそ懸空寺を見てやる」と北京〜大同コースで三大石窟コンプリートを考えていましたが(敦煌と龍門は行ったことがある)、たまたまネットニュースで清代古民居の残る李坑・理坑の写真を見てしまったので、上海〜(飛行機)〜南昌〜(長距離バス)〜婺源[紫陽鎮]コースに変更しました。
しまった写真データを職場に忘れてきた。仕方ない、皆にメールで送りつけた画像を公開。


現地ではバイクタクシーを大活用。(陳さんありがとう)

あいにく天候に恵まれず、途中で大雨に降られたりもしたけれど、交通量の少ない綺麗な田舎道を走るのは気持ち良かった。稲穂はどの国でも美しいものだなあ。黄金色の波の向こうに古民居が見えたりするんですよ。もうたまりません。行けて良かった見られて良かった。

身軽に動けるのが個人旅行の良いところですが、食事の時だけは「大人数で来た方が沢山食べられていいのになあ」といつも思います。満漢全席などと贅沢は言わないから、20人くらいで中華大宴会ができたら楽しいし好き放題飲めて最高だろうに。と考えていたら、上海で「今日は誕生日だヒャホー!」という夢を見てしまいました。我が一族には生まれ日を祝って中華料理を食べに行くという慣わしが、特にありませんが私は勝手に自分の誕生祝いは中華だと決めて紹興酒で乾杯する事にしています。まだ2ヶ月も先だよ、そんなに楽しみか。フライングにも程がある。己の食い意地が…。

これで黄山周辺の古民居はほぼ踏破したかな。次は福建か貴州か、その前にラサに、あと中国(どころか海外)初心者と北京・西安行きを。楽しみだなー早く行きたいなー。戻ったばかりなのに、また行きたくてそわそわしています。そうそう、上海で購入した本の話を、まあそれは次回の講釈で。